抽出コース

コーヒーのはじまりからカップまで

コーヒーのことを知ると、美味しさのイメージがより鮮明になり豊かな体験ができるようになります。基礎講座では、コーヒー栽培を巡る取り組みや、味わいを大きく左右する精製方法などを概要として理解し、おすすめの淹れ方から道具の使い方へと進んでいきます。
ペーパードリップなどのさまざまな器具をはじめ、味の感じ方をすり合わせるカッピングの授業や、専門店ならではのエスプレッソマシンを実際に使用して実習に取り組みます。

誰かにコーヒーを淹れたい方へ

美味しいコーヒーを家族や友人に淹れてみたい、とっておきの一杯で自分時間を愉しみたい。そんな気持ちから専門的なところでの勉強や、好みのコーヒー店の真似をしたくなった経験はないでしょうか。基礎講座では、コーヒーを淹れる手順や決まりごと、そしてその理由も交えてお話しします。
具体的に自分のやり方のどこを変えると味が変わるのか、対面型の教室だからこそ、インターネットや本で得る知識や情報よりも多角的に、見て、聞いて、触って、香って、味わう、豊かな学びの時間になります。

専門的な道具を自分の手で

基礎講座では、大きく3つのカテゴリーに分けたパックをご用意しています。
1つ目はドリップについて。KONO式、HARIO V60、kalita ウェーブ、フラワードリッパー、ORIGAMIなどのドリップ教室パック。2つ目はフレンチプレス、エアロプレス、カフェオレ、水出し抽出、サイフォンなどの抽出器具レッスンと、精製方法違いや、雑味のあるネガティブな味を判別するカッピング講座のパック。3つ目はエスプレッソパック。セミオートマシンの操作や粉の調整、スチームミルクとカフェラテの実践までをレクチャーします。
飲食店経験のある方にも、改めてコーヒーと向き合う機会になりますように。

コーヒー抽出のなぜと流れがわかるように

コーヒーを淹れ続けていくと、同じ豆でもその都度の違いがより敏感に感じられることがあります。知れば知るほど、もっと興味が湧いてしまうもの。特別講座はテーマごとに実践を重ねながら、たくさんのコーヒーを味わい、抽出技術に関する経験を積み上げます。
グラインダーの刃の特徴、粉の粒度違い、水の硬度、お湯の温度、注ぎ方、注ぐ回数、液体の濃度、エスプレッソの抽出圧力の変化、オリジナル抽出レシピの作成など、深掘り体験ができるコースです。

美味しいコーヒーの成り立ちを伝えるために

農作物であるコーヒーは、生産地での出来事を切り離して考えることはできません。特別講座には主な生産国ごとの特集を用意して、天候や土壌など風土の特性や、そこに暮らす人々の文化、歴史にもフォーカスし、コーヒー豆の生まれるストーリーを巡ります。焙煎・抽出・消費の側に立つ私たちが知ることで、コーヒーの豊かさの本質に近づくことができます。

追加講座で新たな発見を一緒に

コーヒーは未だに解明が終わらない不思議な存在です。
機材の登場によってコーヒーに関する技術が変化していく中で、新たに検証した授業を公開することで学び続ける姿勢、面白さを追求していきます。